大きな絵と小さな音楽

絵,音楽,ことば

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高いビルに登る/こんな高い建物の中で仕事をするのはどんな気分だろうか/行き交う人々の衣服もきらびやかで/まるでテレビジョンのドラマの中の光景のよう夕方に再び母校へ/知っていましたか/しぼみかけた銀杏を踏みるときゅるきゅると動物のような音が…

母校へ/銀杏の香り/ひさびさに訪れると大きな大学だと実感する

夏の香りの雑木林を抜けて研究室へ/あっという間に新天地での一ヶ月が経とうとしている/ダンボールに埋もれているラボ/はやく書架が届かないだろうか?/写真は植物園から観えた月/ずいぶん大きなお月様が現れたと仰天したが/写真の中では縮んでしまい…

一番よいジャケットをはおり/近くのホールに室内楽を聴きにいく/東欧から来たという四人の音楽家/緊張感のある演奏の後/笑顔でアンコールを三度もやってのけるサービス精神/これを紳士といわずしてなんといおう

次の瞬間/宙返りをしていた/上が下になり/下が上になり/もう一度上が下となった 「隣の家の少女」ジャック・ケッチャム

工事箇所が多く なかなか 目的の場所に辿りつけない/直前に/喉に流し込むように食事を摂り/相当に余裕を持って出発したのに/よもや遅れるのではないか/携帯端末をギッと握りしめ/奥歯を噛みしめる

城には狭間 /sa・ma/ と呼ばれる鉄砲や弓を放つための穴があいている

休暇をとり/船で島へ/海辺を歩くと/奇妙な立石群があったり/モネ風の庭があったり/見ていて飽きない/やがて/コンクリートの美術館にたどり着き/ひんやりとした暗闇へ降りていく/そこで不思議な光景をみた もしも,勝者が敗者の恐怖を増長するような…

血管がなく浸透圧で体液を循環させるのに適した体構造

研究室の引越/最後に残すは本ばかり/連綿と連なるダンボールのグレートウォール/何箱開けてもちっとも減った気がしない 化石を復元する際に心すべき教訓がある...既知のものからの類推に頼りすぎると,合理性を逸脱した,とんでもない間違いをしでかし…

いろんな場所で同じ話/少し違う話/かなり違う話をしている

招待講演がつづく/だんだん/しゃべり慣れると心が伴わない/慣れすぎないようにすること

朝/辞令と訓辞をいただく/午後/毎日の早起きがたたったのか/尋常でない睡魔に付き纏われる/視力や重力が安定しない

新しい職場での仕事の開始/まずは電車に乗るということから慣れなければならぬ 目の前で正義が振りかざされる瞬間ほどおぞましいものはない. 正義は値引きが利かない.これがその理由だ. ... 絶対に折り合わないとなれば後は勝利か玉砕だ.「陽気な黙…